眞工金属
5つの強み
超短納期に対応可能な試作体制
自硬性ラインは、自動車部品のアルミ鋳物の試作を中心に、多数の短納期・高難度の鋳物部品の経験と実績が培われています。
また、自社工場にて型を製作する以外にも、3次元CADデータから砂型(鋳型)をダイレクトに成型する例が増加しており、
より短納期での対応が可能となっています。
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3D積層砂型鋳造による試作納期の目安
3Dプリンターで 砂型(鋳型)製作 |
3次元CADデータがあれば、最短10日間で鋳物の製作も可能です。調達納期を最優先する場合や、型がなく1個だけの鋳物を要する試作時などには、最適な手段となります。 |
シミュレーション技術による
最適な鋳造方案の設計
鋳造プロセスでは、鋳物内部に発生する巣をいかに抑制するかが課題となります。
鋳造の湯流れシミュレーションの導入により、事前に巣が発生する箇所(欠陥発生箇所)を予測することで、
最適な鋳造方案の設計が可能です。
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試作ビジネスで培った、
経験豊富な検査体制と品質保証体制
満足のいく品質保証体制を整えるために、工場内の検査設備はもちろんのこと、
お客様のご要望に応じて、グループ企業・協力会社の検査設備も活用しています。
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鉄系とアルミ系の鋳包み接合技術
鋳鉄とアルミの鋳造工場を有していることを強みとして、アルミ鋳物の中に、
鉄系(鋳鉄・ステンレスなど)の部品を鋳込む「鋳包み」技術にも対応しています。
近年、産業機械部品の小型化/高機能化が進む中で、鋳包み技術のニーズは増加傾向にあります。
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HVC技術(真空脱ガス処理)による
超薄肉鋳物の製造
鋳鉄を真空脱ガス(HVC)処理することにより、溶湯の粘性が改良され超薄肉鋳物の製造が可能となり、
また、引け巣の減少、歩留まりの向上にも繋がります。
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HVC(Higher Valuable Casting)とは…
■自社独自の鋳造技術で、溶湯処理(真空脱ガス)を行うことにより、良質な溶湯が実現できます。
■一般的な溶湯と比較し、流動性が向上し、薄肉軽量化、切削性向上、不良率低減、歩留まりの向上などが見込めます。
独自の鋳造技術で
「薄肉」の限界に挑む
1薄肉軽量化 |
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従来の鋳鉄品の肉厚は、4~5㎜程度が限界とされていますが、溶湯中のガスをコントロールすることにより、1~2㎜の超薄肉鋳物(無チル化)の製造が可能となります。 |
2切削性向上 |
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HVC処理材は、フェライト地が通常の鋳鉄よりも20~30%多く、これにより切削性が向上します。 |
3不良率低減 |
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フェライト化の促進により、内部欠陥である引け巣が減少し、不良率を低減できます。 |
4歩留向上 |
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HVC処理することにより、押し湯などが少なくでき、方案歩留まりの10%以上の向上が可能となります。 |